構造・金物
構造体材料 |
松下工務店で推奨する、木造在来工法では、主な材料は以下のものを使います。各住宅により(2For3Fなど)サイズ等の変化はあります。
土台 | 厳選ヒノキorヒバ120角 | 隅(通し)柱 | 厳選ヒノキorスギKD材 120角 |
管柱 | 厳選スギKD材 105角 | 火打土台 | 厳選ツガ 105×45 |
胴差・梁 | 厳選マツKD材 105×105〜350 |
軒桁 | 厳選マツKD材 105×105〜150 |
母屋(束) | 厳選ツガ 90×90 | 棟木 | 厳選ツガ 90×90 |
筋交い | 厳選ツガ 90×45 | 構造壁 | マツ針葉樹(構造用合板) |
構造壁・金物の設置 |
上棟から約2週間後の中間検査(役所検査&10年保証検査)までの間、構造計算上必要な金物や構造壁を先行して補強していきます。
木造軸組構法は伝統工法から引き継がれた継手・仕口といった、ほぞ・ほぞ穴による接合方法を基本としています。
阪神大震災の倒壊した住宅は、建築基準法改正前(昭和56年以前)の建物であり、柱等が折れたのではなく、こうした“ホゾ”の接合部が『抜けた』ことによります。
接合部には、構造計算により多種多様な金物を適材適所に取り付けていきます。
また、枠組み(2×4)工法の良い点を取り入れ、構造壁をこれもまた、構造計算により取り付けていきます。
木造軸組構法は伝統工法から引き継がれた継手・仕口といった、ほぞ・ほぞ穴による接合方法を基本としています。
阪神大震災の倒壊した住宅は、建築基準法改正前(昭和56年以前)の建物であり、柱等が折れたのではなく、こうした“ホゾ”の接合部が『抜けた』ことによります。
接合部には、構造計算により多種多様な金物を適材適所に取り付けていきます。
また、枠組み(2×4)工法の良い点を取り入れ、構造壁をこれもまた、構造計算により取り付けていきます。
港南区S様邸構造体の様子
磯子区Y様邸構造体の様子
鶴見区O様邸構造体の様子
金物写真例 |
羽子板ボルト
梁が外れて脱落するのを防ぐための金物で、梁の両端部に取付けます。
エーステンプレート(VP)
梁と柱が外れて脱落するのを防ぐための金物で、梁と柱両端に取付けます。
エーステンプレート
筋交いプレート
筋交いプレート
梁と1F柱上部、梁と2F柱下部の接合補強。
コーナー金物
エーステンプレートと機能性は同様。適箇所に取り付け。
エーステンプレート
筋交いプレート
筋交いプレート
筋交いがより機能するため、上下部に筋交い材・柱・梁(土台)3点に取り付け。
羽子板ボルト・筋交いプレート
ホールドコーナー金物
ホールドコーナー金物
ホールドコーナーは、エーステンプレートや、コーナー金物と同様の機能性ですが、強度が必要な場所に取付けます。
ホールドダウン金物
1F柱上部と、2F柱下部の接合補強するための金物。
ホールドダウン金物
1F柱上部と、2F柱下部の接合補強するための金物。
ホールドダウン金物
基礎時に固定されていたボルトと柱を緊結し、基礎と柱が一体化させます。
構造壁写真例 |
構造壁とは、梁(土台)・柱(左右2本)・梁を“面”で補強する方法です。精密な作業が必要で、釘の種類、釘のピッチまで決まっています。
筋交い写真例 |
105×45の筋交いを、ダブルに取り付け、筋交いプレートで緊結します。
外壁側に構造壁を取付けています。
<中間検査> 建築確認中間検査・瑕疵担保保証検査 |
■厳密検査
構造壁・金物・建物配置など着工前の図面・仕様通りに工事が進められているかを厳密に2回検査を行います。検査合格後、次の工程に進みます。